利久松葉 再販

熊本、来民で作られている柿渋の団扇。

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2年前まで販売していた利久松葉、数に限りはあるもののこの度再販が叶いました。

一旦提供が終了した理由は、現代にこの骨を作れる職人さんがいないため。

以前分けていただいていたものは過去に作られたもので、在庫分が完売した後は小振りな団扇のみ販売していました。

空白の時間を経ての再販の理由は、眠っていたものがあったとのこと。

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思わず「えっ、あったんですか。」と電話口で、予想外で驚きつつもほっとしまして。

と言うのも以前利久松葉をお買い上げいただいた方より追加のご希望をいただいていて、同じ物の提供は難しくある事情をご理解の上で万が一の際にはとお問い合わせがあったもので。

それもおひとりではなく数名いらっしゃって、この団扇の惹きの強さを改めて知ることに。

眠っていたものはかなり以前に作られたようで、和紙は一旦落とし、新たなものへと貼り直ししていただきました。

ご希望をいただいた方々に無事渡る数と、店頭分の確保ができましたのでその報告を。

風の当たりが柔らかく、腕に伝わるしなりも心地のよいもの、末長くの1本としてご興味ありましたら手に取っていただければと思います。

どうして今の職人さんが作られないのかとの話を少々、扇風機やエアコンの普及で需要が落ち込んだ頃より、大きくて値の張るものは次第に求められなくなり、注文がなければ作ることもなくなったと。

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竹の硬さは皆さんもご存知の通り、細かく均一な力で割くには経験と勘が必要で、普段からやり続けていないと簡単にはいかないようで。

そしてこの骨がなぜより難しいのかと言うと、大きさに加えて松の葉のようにくもでから先がさらに分かれていることもありまして。

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広げる角度が大きいと竹がよりしなるため、繊維を見て均等に割かないと途中で折れる可能性が高くなるようです。

*大きい物の制作の難しさは昨年の訪問記で。

職人仕事は需要あってのもの、求められなければ作る機会がないことは致し方ないのですが、本当に需要がないのか、それともただ知られていないだけなのか。

それが判断できるようにならないといけないもんだなと思った次第です。

熊本来民 柿渋団扇

利久松葉 ¥4,500(抜)約w250×h425mm

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