越前漆器

帰省中に越前漆器の製造元へ伺わせていただきました。

福井で暮らしていた高校までの間では漆器に興味が沸くことはなく、地元ながら越前漆器については無知です。

これまで漆器に触れることがほとんどなく、自分に合うものをどう選ぼうかと模索しています。

漆とはとの根本から勉強中。

今回製作の場を見せていただく時間を取っていただき、いろいろとお話させていただきました。

この日は漆器の補修をされていて、下地塗りの最中。

こちらは名古屋のひつまぶし屋さんの器。

漆器はヒビが入っても割れてしまっても、継いで塗り直すことで新品のようにきれいに戻せるのだそう。

新しく購入するよりも費用が抑えられ、また長年使っている愛着がある分依頼が多いようです。

越前漆器は全国的に有名ではないのですが、実はシェアが8割とのこと。

特に業務用として納める器が多く、旅館や料亭などで私も一度は手にしているはず。

業務用として安定した量と質を提供しているんですね。

そのためにまとまった数で定期的に補修の依頼が入るようです。

ここは乾燥室。

箱の中はこのような感じ。

ある一定の時間が経つと上下回転する仕組みになっており、その時間は漆の乾燥具合によって微調整されるようです。

外気温や湿度、漆の状態によって一様ではないため、経験がものを言う作業。

こちらは漆塗りの刷毛。

人毛の弾性が一番向いているのだとか。

毛が消耗すると少しずつカットし、また木の柄の部分一杯に入っているので、柄を削りながら使うのだそうです。

湿度の高い土地が向く漆器作り、その土地の気候や環境だからこそ起きた産業なんですよね。

今に至る経緯には理由があり、昔からある物作りを知ることはその土地を知ること、そしてまたその逆も。

それを知ることに楽しみを憶えるとどこへ行くにも常に仕事のことを考えてしまいます。

もはや仕事ではないのかも。

2 Comments

  1. 菅井千鶴 より:

    漆器は再生可能なECO製品ですよね。
    生産地は全国各地にありますが、どこのもの素晴らしいです。

    漆器も経年変化を愉しむことが出来るんですよ‼
    新品より十年後が艶々し、とろみのある表情に成ります。

  2. roku より:

    使い込んだ漆器も見せていただきました。
    漆の世界も奥が深そうでこれからというところです。
    産地はいろいろあれど、考えを同じくする方との出会いはそう多いものではありませんよね。
    良い出会いを大切にしたいです。

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