温泉津焼 森山窯

朝風呂の後は森山窯へ。

今回の竹もキンメイチクでしょうか、秋らしくコスモスと一緒に。

ロクロ台の窓際にもコスモスの花、所々に季節感。

工房内のこの風景、一番好きな場所です。

買い付けを済ませ、また興味はいろいろなところに。

壼瓶の制作が盛んだった温泉津焼の名残を森山窯の中でも見ることができます。

その当時作られていた大きな瓶、工房に残っていたものを土入れとして使われていまして(軒先では植木鉢や水鉢としても)。

高台作り他削りによって出る土をまとめておられ、蓋をして乾燥しないよう保管されています。

こちらも有効な資源、後に作陶に再利用されます。

港に近いため輸送用としても使用され、当事は数多く作られていましたが、今はご存知の通り食器制作が主でして。

来待釉の瓶は温泉津と言えばの代表格、耐火性があり酸や塩分に強いことから好んで使われた釉薬です。

森山窯の品の中にも見られましてこの土地らしさが色濃い器、この度もご用意しておりますので、気にしてご覧いただければと思います。

*買い付けた器は今週中の店頭出しを予定しておりまして、その際に改めてご紹介させていただきます。

そしてこちらは前回見せていただいたものとはまた別の芹沢銈介作品、石州瓦の赤が印象的な登り窯の様子です。

*クリックで拡大します。

大きな壼瓶が窯出しされている様子、当時の温泉津の雰囲気が伝わる一枚です。

上のブルーの部分、普通に思えば空なのでしょうが、私の想像では海ではないかと。

港に近い温泉津の土地を奥行き深く表す青と、膨らまして拝見しておりました。

この作品、岡山のギャラリーの方が所有しておられたもの。

ご覧になった森山さんが自分が持っておかないとと、若い頃にちょっと無理して手に入れられたようで。

やはりこの地で目にするのが一番、当時無理をしてくださった森山さんに感謝です。

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