勝浦から

勝浦での朝、東向きの窓より日の出を拝んで1日のスタートです。

対面にある建物は島まるごとを敷地とする旅館、元は船宿だったそうで。

朝焼けがきれいですが、この日は度々小雨の降る1日でした。

ゆっくりと仕度をして、午前中は移動時間です。

来た道を引き返し、熊野川(新宮川)沿いをひたすら西へ、行きにも寄りました道の駅瀞峡街道熊野川で停車しました。

道の駅なのに道の駅が見当たらず、不思議に思い前の晩に宿で調べたのですが、2011年9月の台風によって川が氾濫し、一帯が被災したようです。

対岸を見てみるとその形跡と思われる状態。

川幅があるのでまさかと思いもよらず。

この辺りは山が多く台風の通り道となるため度々水害が発生し、戦後だけでも10数回は氾濫しているのだとか。

熊野本宮大社が現在の位置に移った原因も熊野川の氾濫、ご神体が熊野川であったことを思うと、この地域の暮らしは川との関わりが深いようで。

道の駅の建物は再建の目処が立っていませんが、駐車場やトイレは整備されており、並びには数軒の食事処がありました。

その中の1軒、かあちゃんの店で気になっていたなれずしを購入。

高野山に着いてから車の中で食べたため、こんな写真であしからず。

なれずしとは塩漬けにした魚とごはんの発酵食品、滋賀の鮒ずしが有名ですが、熊野(新宮)では秋刀魚を使うようです。

海のない地域での保存食、貴重な栄養源として重宝されていたようで、なれずしで使う秋刀魚は脂が落ちたものが良いのだとか。

この類の食を口にするのは初めて、気持ちの準備を整えてからいただいたのですが、ぎりぎりです。

発酵食品全般を好んでよく食べているので自信があったのですが、ごはんの部分がぎりぎりです。

腐ってない、腐ってないと言い聞かせてなんとか、なんとかぎりぎりでセーフの食べものと。

なれずしの壁を超え、少し大人になったと前向きに捉えましたが、これが最初で最後と思います。

*かあちゃんの店では連日売り切れの人気商品のようですので、個人的感想とみてください。

かあちゃんの店でじゃばらサイダーも買っておいてよかったと。

じゃばらとはゆずやすだちなどと同じ高酸度の柑橘類、和歌山県北山村の名産品です。

レモンっぽいと思ったらレモン果汁も入っていました。

とにかくさっぱりすっきりできてひと安心です。

北山村が日本で唯一の飛び地の村だと知ったのですが、日本に飛び地があることを初めて知りまして、和歌山への興味が日に日に増しています。

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