新宮川(熊野川)沿いを下流へ向かって1時間弱、熊野速玉大社に到着。
こちらは環境変わって新宮市の街中です。
熊野詣は2度目なのですが、相当期間が空いたためいろいろとうろ覚えでして。
ホームページからの要約ですが少々、神倉山のゴトビキ岩に神々が降臨されたことから始まる熊野信仰は、元々山がご神体である自然信仰、その後この場所に社殿を設けたことから「新宮」と呼ばれるようになったそうです。
「新」と言いましても今から2,000年近く以前のことで。
近年まで歩いて参っていた訳ですよね。
車でスイっと移動しながらも「熊野は遠い」なんて言っていたもので、1日で巡ってご利益を授かろうとの気持ちが段々と恐れ多くなって。
そんなざわざわっとした気持ちを本殿の前では一旦無心にして、無欲にと願わず無事参れたことを感謝して立っておりました。
立派な御神木があると聞いていたものの見当たらず、巫女さんに伺いましたら通り過ぎていたようです。
参道沿いにあるのですが、あまりにも大きくて反って視界に入りませんでした。
他に写るものと比較していただければ巨木具合が想像できるかと。
梛の木、樹齢は1,000年を超えているそうです。
昨日少々触れました牛王神符とこの梛の葉をいただくことで熊野詣の安全祈願にしていたとのこと。
根を張ってしっかり据えている様子を見ると確かに安心感が。
難行苦行の熊野詣、この梛の葉を授かってすがりたくなる気持ち、想像して共感。
ここからは勝浦方面へ向かいます。