ガラスのぐいのみ

でく工房への訪問の際にお話させていただいた品ができあがりました。

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ガラスのぐいのみです。

既に工房では定番とするぐいのみがあったのですが、私には少し大きく感じていました。

使ってみようとひとつ購入させていただいたのですが、やはり容量が多くて。

満水で110ml、程よいラインまで注ぐと7~80ml、1合徳利でいただく場合は2杯半となります。

日本酒を楽しむ時は徳利を手元に置き、度々注ぎながらちびちびといただいていまして、実容量よりも何回注いで飲んだかの方が満足度が高くなるような気がしています。

自分の飲み方を基本として申し訳なくも、もう少し控えめな容量での制作を中村さん(でく工房主)に相談させていただきました。

中村さんはお酒を飲まないこともあり、被験者としていられればとの思いでもあって。

その流れから知ることがありまして、既にあったぐいのみがやや大きかったのにも理由がありました。

エスサイダーという地元の飲料瓶を原料にされているのですが、大量に必要となるサイダー瓶は効率良く作るために冷え固まるのが早い性質なのだそう。

吹きで仕上げる場合はそれが難しさになるのですが、形を決めるまでの時間が短く、迷う隙がない訳でして。

巻き取るガラスの量が少ないとなおさらで、小さくなる程に難易度は高くなり、ブレが大きくなりやすいのだそうです。

その事情をふまえた制作の性格と個人的に求めているものとのバランスで、落としどころを話し合った際、平たく浅く作る方向性が見えてきました。

見た目に適量となる水位までお酒を注いだ際、実容量が少なくて済むのは、細くて深い形より平たく浅い形。

ガラスの使用量を出来る限り減らさず(冷え固まる速度を抑えるため)、内容量を控えるにはこれが最善の策と落ち着き、その後は中村さんにおまかせで。

カーブの描き方や全体のバランス、形の詳細はご本人から生みだされたものが一番と、できあがりは急がずに待っていた訳です(今思うとプレッシャーだったかも)。

扱わせていただいているでく工房の商品、元々あるバランスが絶妙に良く、どんなものが手に取れるのかを想像しながら待つのも良い時間でした。

プレーンなガラスが好みだと分かってくださってのできあがりがこちらです。

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*背景が足場ですみません、来春まで工事中です。

9月頃にひとつ納得する物ができたと送っていただきました。

想像以上の仕上がりに大げさではなく感動を、装飾なく洗練された形、あまり使うタイプの言葉ではないのですが心底うっとりと。

その後今までこっそり愛用していまして、口当たりや容量とその使用感も納得の上、販売分を注文させていただきこの度納品となりました。

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傾けると不思議、底部に輪っかあるようにも見えたり。

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納品いただいたものそれぞれを見ていて、ここまでブレなく仕上げられることに改めて驚き、集中力は相当なものだったかと。

十二分の出来、難しい仕事と知った上でもお願いして良かったです。

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店頭出しするまでの間、カウンター裏の片隅にこうして積み上げていたのですが、早速気付かれた方がいらっしゃいまして。

ガラスのぐいのみを探されていたところだったと、有り難く気に入っていただきお買い上げを、そのご反応がまたうれしくて。

こだわった容量は、程良い水位のところで35ml。

1合徳利で5杯分、本当に良い出来です。

でく工房

ぐいのみ ¥1,800(抜)

*これより定番品に加わります。

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